レッスン

アラサーからバイオリンを始めてみた。~2年間の成果をご報告~

アラサーにして全くの初心者からバイオリンを習い始めた私。
早いもので、2年が経過しました。

  • バイオリンをやってみたいけどどうすればいい?
  • バイオリンは大人から始めてもうまくならないといわれているけどほんと?

このような疑問について、2年間習ってきてたどりついた結論。
ぜひこれからバイオリンを始めるみなさんの後押しとなったら嬉しいです♡

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皆さん、バイオリンってどんなイメージ?

バイオリンはクラシックコンサートやオーケストラで用いられることが多いです。
また楽器のお値段も、上を見ればきりがない!

そのため、どこか高貴で敷居が高く、「お金持ちのお嬢様やお坊ちゃんがやっている」というイメージが強いかもしれませんね。

そのようなイメージから、特に意識の高い大人女子には人気の習い事である一方、「あんなたいそうな楽器、私にできるだろうか?」と心配されている方もいるでしょう。

大丈夫です。
私は高貴なイメージを持っていたわけでも、クラシックにとても精通しているわけでもないですが、今でも楽しく続けることができています!!

それに、バイオリンをはじめとした弦楽器は、体力がモノを言う声楽や吹奏楽とは違って、老後もずっと続けられる楽器。
趣味にしてしまい、うまく弾けるようになれば、素敵な老後を過ごすことができるでしょう。

そして「うまく弾けるようになる」というレベルに達するには、バイオリンはやはり時間がかかる楽器なので、思い立ったら早めに始めたほうが良いです!

最近ではクラシックだけでなく身近な音楽にも取り入れられてるので、意外に耳にする機会が多いですよね。
(葉加瀬太郎さんの「情熱大陸」なんか有名ですね!)

あまりハードルを上げず、とりあえず始めてみるという気持ちが大事です。



まずは体験レッスンを受けてみよう

さてバイオリンを始めよう!と思ったは良いですが、私は楽器を持っていなかったですし、買ったとしても続けられないかもしれない。

そこで、

  • 楽器をレンタルしてくれる教室
  • まずは体験から始められる教室

に通おうと決めていました。

その条件にぴったりだったのが、山野楽器の「気軽に始めよう!おためしレッスン」というコース。

山野楽器の「気軽に始めよう!おためしレッスン」の特徴
  1. 月2回×3か月の全6回
  2. 受講料:¥15,000(税抜)
  3. 個人練習は不要!レッスン中は教室の楽器を使用できる
  4. 本レッスンに移行時は、入会費無料!

まさしく「楽器をやってみたいけど、続けられるかわからない」「でも1回の体験レッスンだけじゃ決められない」といった初心者の正直な気持ちをうまくかなえています。

楽器のレッスンとしては格安のお値段ですし、この期間中は特に宿題とかもなかったため、気楽に受けることができました。

上で紹介した「気軽に始めよう!おためしレッスン」は、1~3月ごろ開講のレッスンです。

体験レッスンは季節によって内容が変わってくるため、詳細は公式ホームページをご覧ください。

>>山野楽器 大人向けオススメレッスンの公式ページ

お試しレッスンは、弦は全く押さえずに済むような曲を一曲仕上げるレッスンだったと思います。

そして終わった感想としては、「意外にバイオリンの音になった!」でした。
もっと最初はキーキー音になるのかと考えていたので、それなりに曲に聞こえたのが嬉しかったです!

そこで、なんだ、練習すればまだまだいけるんじゃないか!?と思い、迷わず本コースに進んだのでした。


本レッスンについて

本レッスンの内容は以下のようになっています。

山野楽器の本レッスンの概要
  1. 月3回開講
  2. 受講料:個人¥11,500、グループ¥9,500
  3. ※税抜、初心者コースの場合

  4. レッスン時間:個人1回30分、グループ1回60分
  5. レッスン中は楽器無料レンタル

私は、①自分の実力を比較する相手がいることでモチベーションを維持できそう②お友達ができたらいいな!という理由で、グループレッスンを選びました。

山野楽器の音楽教室は、一部「ヤマハ音楽教室」と提携しており、提携しているクラスではヤマハ監修のテキストでレッスンします。

左が弓の動かし方や音階などの基礎練習の本、右が曲練習の本です。

先生によって進め方は違うと思いますが、基本的には、最初に軽く左の本を練習してから、右の本に進む、という感じです。

また、本レッスンに移行後は、「ここを練習しておいてね!」というように宿題が出るため、自宅での練習が必須です!

そこでたぶん気にされているのが、日頃の練習時間でしょう。

私は仕事をしていますので、平日はほとんど練習をすることができません。
しかし、土日はなるべく1日1時間以上は練習するようにしています。
本当はもっと練習したいのですが、他にもやらなければいけないことがあるのでこれが限界ですね。

この時点で楽器を購入されるか迷われている場合は、楽器レンタルサービスもあります。

私は>>「音レント」という楽器レンタルサービスを利用していました。

音レントでは、楽器に応じて月単位で料金を支払います。
買い取りもでき、楽器本体の値段とこれまでのレンタルで払ってきた料金の差分を払います。

最初は続けるかわからないからレンタル、そして続けられると思ったらのちに買い取ることもできるという、なかなかいいサービスだと思います!!

バイオリンを2年続けた結果

成長したこと

大きく成長したな!と思ったのは、以下の2点です。

  • 音の違いがかなり分かるようになり、音程が安定するようになった!
  • 構え方が安定し、楽器が手の一部と感じられるようになった!

こう書くと、「え?なんか初歩的なことじゃないか」「なんの曲を弾けるようになりました!じゃないの?」と思われると思いますが・・・・

そうなんです。2年では楽器に慣れることでせいいっぱい!!

詳細を見ていきますね!

バイオリンの構え方について

バイオリンを正しく・安定して構えるということは、スムーズに弓を動かせるようになるためにとても重要なことです。

しかし、バイオリンは左肩に乗せて、左側に重心をかけるという不安定な姿勢なので、最初はこれがなかなか慣れないんですね!

また、バイオリンは楽器を支えるために「肩当て」というものを裏側につけるのですが、

これのつけ方によってもバイオリンの位置や角度が変わってくるので、自分に合う肩当てやつけ方(位置、角度など)を見つける必要もあります。

私は自分に合う肩当ての位置やバイオリンの高さ・角度を見つけたことで、やっとバイオリンを安定して構えられるようになってきたのです。

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バイオリンの音程について

バイオリンは、指を押さえる場所を一音一音覚えないといけません。
しかもバイオリンには、ギターのようなフレット(押さえる位置の目印にあたる部分)がなく、1mmほどずれただけでも音程が狂うため、かなり音程調整が難しいのです。

しかし最初はバイオリンの持ち方や角度が安定しないので、毎回弦の見え方が変わり、覚えようにない。
ここでも、先ほどの「構え方の安定」が重要になるんですね!

さらに、正しい位置を覚えるためには、今弾いた音が合っているのか?も判断できるようにならないといけない。
つまり、音感がかなり大事です。

音程については、私はグループレッスンでだいぶ養われたなと感じています。

  1. 一度メンバーと一緒に音を鳴らす
  2. 他のメンバーと比べると、何か違う・・と感じる
  3. 少し指の位置を変更して、合ったことを確認する

という過程を踏むことで、指の位置も覚えられますし、合った時の音はこんな響きなのか~と耳でも覚えることができます。

今では「高い」「低い」と認識する前に、指がその方向に動いてくれるようにまでなりました!

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難しいと感じたこと

一度に考えなきゃいけないことが多すぎる!

右手に弓、左手に楽器を持つバイオリン。
どちらも常に細心の神経を払わなければいけません。

特に最初に指導されるポイントを挙げます。

左手で注意するポイント
  1. 手首の角度
  2. 指の位置
  3. 手のひらの形
右手で注意するポイント
  1. 弓の持ち方・角度・力加減・利用配分
  2. 二の腕やひじの動かし方
  3. 脇の締め方

・・・見るだけでめまいがしますね。
これだけのことを同時に考えなきゃいけないなんて、弦楽器が得意な人はきっとマルチタスクが得意に違いない!!
あれを気を付けると、今度は別のところがおかしくなって先生に注意される、の繰り返しです。

左手は正しい音程を押さえられるようになるだけでなく、のちのちやることになる「ポジションチェンジ」や「ビブラート」をスムーズに行うための考慮も必要なんですね!

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メンテナンスが大変!お金がかかる!!

メンテするところは、主に弦、弓、駒です。

弦は取り換えが難しいので、最初は先生や楽器屋さんでやってもらうのが無難!
私は自分でやってみて、ネジを回しすぎて一度も鳴らさず弦が切れたことも・・・・。

弦は最も安いもので1000円くらいです。思わぬ時に切れた時のために予備を持っておいた方がよいでしょう。

また、弓も定期的に毛替えをしなくてはいけないのですが、私はまだ取り替えたことがありません。

最後に駒ですが、音程を合わせることで弦が引っ張られ、だんだん斜めに傾いてきます。
この前楽器屋さんで直してもらった時は、1500円でした。

このように、各パーツごとにけっこうなお値段が・・・。
お金持ちしかできない、というのはココも由来しているのかもしれませんね。

こちらにバイオリン専門店「クロサワバイオリン」で行うことができるメンテナンスの一覧が掲載されています。
>>クロサワバイオリンのリペア料金表ページ

いかにバイオリンのメンテナンス項目が多いということがわかりますよね!



「大人からバイオリンをはじめてもうまくならない」の真実は?

さて、ここまで、私の2年間の成果を見てきました。

たぶん「バイオリンってやっぱり大変なんだなぁ・・・」って思われたのではないのでしょうか。

「バイオリンは大人から始めてもうまくならない」といううわさの言葉は、

  • 音感がかなり必要なので、大人からそれを身に着けるのは難しい
  • フォームで注意することが多く、体が出来上がっていないときから覚え込ませた方がよい

という意味なのかな、と考えています。

でもこれらは、あくまでも「早く始めたほうが有利」というものであって、「うまくならない」というのとは別だと思うのですよね!

私の先生もいつもおっしゃっています。

子供には、とにかくあれやれこれやれと指導する。
それは、どうしてそう弾けばいいのかがわからないから。

大人の場合は、素直に先生の言うことを聞くし、指導の理屈がわかるので、効率的な練習ができる。

つまり、理屈でいえば大人は理解して練習できるだけ、子供よりうまくなるスピードははやい!ということなんですね(実際はレッスン時間を確保しにくいから難しい)。

ですので、大人から始める方は、なんとなく練習するのではなく、その練習の意図を考えることを心掛けるようにしてください。
「うまくなるかな?」という心配をしている時間はありませんよ!(笑)

まとめ

  • バイオリンをやってみたいけどどうすればよい?
    ⇒まずは体験コースからトライ!!
  • バイオリンは大人から始めてもうまくならないといわれているけどほんと?
    ⇒理屈上はウソだけど、現実的には難しい。でも意識して練習すれば必ずうまくなれる!!

これからバイオリンを始めたい!って人にとっては、恐縮しちゃうことを書いてしまったかもしれません。
でも、バイオリンは難しく大変な分、上達したときの感動はとても大きいです!!

そしてなにより、好きこそものの上手なれ。

私は好きなバイオリンの曲を聴くことで、「いつかこれを弾けるようになる!!」と考えながらモチベーションをあげています。
まだまだ人に聞かせられるほどのレベルではありませんが、むりせず、楽しみながら練習を重ねたいと思っています!!

貴女も、ぜひバイオリンライフの第一歩を、踏み出してみませんか?

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