コラム

バイオリンの肩当てが外れちゃう!!原因と解消法

最近バイオリンの練習をしていると、ちょっと困ったことがありました。

それは、頻繁に肩当てが外れること!!!

「ガコッ!!」っと結構激しい音しますし、あごにすごい衝撃が来て、とってもびっくりします。
そうなると一度演奏を中断せざるを得ませんし、演奏中また外れないかと気が気でない状況になりますよね。

本記事では、肩当てが外れる原因と対策についてまとめました!

原因その1:肩当ての高さが合っていない

肩当ての高さが合っていないと、無理に楽器を引き寄せてしまったり、あごの力の向きが変わったりし、肩当てがずれていって外れてしまう・・・ということがあります。

そのような時は、肩当ての足の部分の長さを調整しましょう!
基本的には、肩に近い方は短め、鎖骨に近い方は長めにして、バイオリンが真上よりも少し右側に傾くくらいの高さがちょうどよいです。

(真上すぎると隣の弦を触ってしまう、横すぎると弓の動く範囲が狭くなる)

高さの調節がどれだけできるかは、肩当てのブランドによって異なる

最もポピュラーな肩当ての「KUN」は、形や楽器・肩との接触部などに癖がないのが特徴です。

しかし、KUNだと「足の部分の高さが足りない」という方も多いみたいですね。

より足を長く伸ばせる肩当てとして、おすすめなのが「Wolf」の肩当てです。

この肩当ては、肩との接触部分も広くて、体への衝撃が小さいのもポイントです!

  1. 首が長い人
  2. 鎖骨〜胸上あたりが薄い人

は、脚が長くなる傾向にあるので、お試ししてみてはいかがでしょうか?

季節によって外れやすくなる!?

…という方は、お洋服の厚みが原因かも!?
私がまさしくこれで、春になって服が薄くなったため、高さが足りなくなってしまったんですね。

  • 高さを微調整したい
  • 肩当てを新しく買うほどでもない

という方は、季節によって厚めのハンカチを鎖骨側に置いて高さを調整するとよいでしょう。

バイオリンを始めたばかりの頃は、楽器のはさむ力加減がわからないので、ほおや鎖骨付近が痛くなりがち。
ハンカチを置くことで、鎖骨付近にかかる圧力も軽減されますよ!

原因その2:肩当てが劣化している

脚の部分の劣化

肩当てを楽器から外す、つける・・・を繰り返していると、楽器に引っ掛けるゴムの部分がすり減って、肩当てが外れやすくなります
すり減るだけでなく、ゴム部分が汚れたり、溶け出すこともあるので、衛生的にも注意したいところですね!

ゴムのところは、KUNだと足だけのパーツでも購入することができます。

KUNの旧モデルは、ゴムチューブを取り付けるようになっており、交換パーツも売ってはいますが、
ホームセンターなどにあるゴムチューブを切ることで代用することも可能です。

スポンジ部の劣化

肩に直接当てるスポンジ部分も、徐々に削れていきます。その結果、高さが変わって構えが安定しない原因に!
スポンジ部に関しては、部分的に取り換えることはできないため、肩当てを新調する必要がありそうです。



原因その3:肩当ての位置が体に合っていない

まだバイオリンを始めたばかりで、常に外れてしまう・・・という方は、

  • 肩当てを肩に当てる位置
  • 肩当てを楽器につける位置

が自分の体にあっていない可能性があります。

肩に当てる位置

肩当ての太い側は肩の上にしっかりのせ、鎖骨に沿うようにして体にフィットさせます。


私はこんな感じです。
「肩当てがなんか安定しないなー」という場合、肩の上にのってないことが多いです!

肩当てを楽器に付ける位置

こちらは体格・骨格によって変わってきますが、楽器に対して垂直になるのが1番オーソドックスのようです。
ただし、女性については、太い方が上、細い方が下、という位置になることも多いのだとか。
(先生が教えた生徒さんにそのような方が多かったそうです!)

↓私もこんな感じですね!

この2つを少しずつ変えながら、自身の体格に合う位置を、試行錯誤して見つけてみてください!

原因その4:楽器の引っ掛ける部分が浅い

そもそも楽器の縁(肩当ての脚のゴム部分を引っ掛けるところ)が浅く、引っ掛けにくい場合があります。

量産で作られたようなバイオリンに、そのようなものが多いようですね。
そこもやはりお値段の差に出ているのでしょうか。

実は私も、YAMAHAの入門用楽器から、職人さんが作ったバイオリンに買い換えてからは、一度も肩当てが外れたことがありません!!

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まとめ

私もバイオリン開始当初は悩んでいた、肩当てが外れる問題は、このように肩当ての位置を変えたり、高さを変えたりしたことで解決しました。

肩当てはバイオリンを弾くうえでとっても重要!
楽器の位置や構えが安定するだけでなく、材質によって音質も変わるというくらいですから、本当に奥が深いです。

私が現在使用しているのは、最初に紹介した「KUN」です。
今後劣化して変えることがあったら、別のメーカーのものに変えて使用感を確かめたいですね!