コラム

脱・バイオリン初心者を目指す!次の楽器はどんなものがいい?値段は?

バイオリンを習い始めて、3年目に突入しました。

とりあえず基本のポジションの音も出るようになったし、「完全初心者」は抜け出せたのかな?と感じています。

(以前の記事>>「アラサーからバイオリンを始めてみた。~2年間の成果をご報告~」で、今までの経緯をまとめています)

上の以前の記事では、「音レント」という楽器レンタルサービスを紹介しています。

実は私が最初に購入したバイオリンは、そのレンタルサービスを利用し、レンタル期間満了でそのまま買取したもの(一式セットで7万ほど)。
練習を続けるために妥協してしまった・・・という感じです。

「ここまできたら、もっといいものを買って、本気で上手くなりたい!」

そう思った私は、意を決して・・・

ついに2台目のバイオリン、買っちゃいました♡

今のところなかなか弾きやすく、音にもかなり満足しています!

そのような楽器にどうやって巡り合ったのか?価格は?

本日はそんな疑問や、初心者が次のバイオリンを選ぶコツについて、そして先日、実際にバイオリンを買いに行った時の様子を紹介します!!

2台目のバイオリンを選ぶコツ!

バイオリンは中古がいい!?

ショッピング大好きな女性の方!
ぴかぴかの新品がほしい!と思うのではないですか??
バイオリンについては、新品を買うのは、ちょっと待った!なのです。

たとえ話になりますが、朝起きた直後に100m走ろうとしても、筋肉が思うように動きませんよね。
準備運動をして、スタートダッシュの練習をして、やっと体が眠りから覚めてきます。

バイオリンもこれと同じで、弾けば弾きこむほど、本体自体が眠りから覚め、良い音を奏でてくれるようになります。

また、昔(1700年代とかいうレベル)のほうが腕の良いバイオリン職人さんが多かった、というのもあり、バイオリンは古いほど価値がある、と言われているんですね。

1700年代のバイオリン職人としては、イタリアのストラディバリさんが有名です。

ストラディバリさんが作成したバイオリンは、なんと数億円の価値があるのだとか・・・?!?!

楽器店には、下取りで回収された中古のバイオリンが数多くあります。
それらは、もともとは音大生やアマオケで練習を積まれた方の楽器だったりするので、上手な人に弾きこまれた、良い音を鳴らすものの可能性があります!

中古品はツヤ感がなかったり、多少の傷があったりすることもありますが、そこはグッと気持ちを抑えてください。

とはいえ、やはり楽器の色やカッコよさって、愛着を持つうえで大事ですよね。
自分のテンションが下がらない程度に、見た目がお好みな物を選んでください!

先生がオススメする店・バイオリンを紹介してもらおう

いいものを買いたいからと言っても、できるだけ費用は抑えたい・・・とおもうのは当然のこと。

いいものを安く買うためのコツとしては、大手楽器ショップではなく、個人経営のお店や工房に行くこと

理由は、同じ質の楽器でも、個人経営のお店のほうが安いことが多いから

大手楽器ショップでは、店頭に納品されるまでにさまざまな卸業者を仲介しているため、マージンが上乗せされた値段が本体にかかっている場合が多いです。

対して、個人経営のお店や工房では、その店主が直接バイオリンを仕入れていることが多く、マージンが発生しないのです!!

個人経営のお店は、店主のこだわりも垣間見えて、訪れるのも楽しいですよ!

大抵、バイオリンの先生には、そのような行きつけの店や顔なじみの店があるはず。
普段見てもらっている先生が一緒なら、自分の演奏の性格も知ってるので、ぴったりのものを品定めして選んでくれます!!

また先生の計らいで、店主からおまけなどしてもらえる可能性も(笑)

言葉は悪いですが、先生を利用しない手はありませんよ!

価格はどのくらい?

本体の目安は30万~50万

初心者用のセットものを買ったという方は、大体1万~10万弱だったかと思います。

そのワンランク上を目指すなら、「30万~50万」を目標にしましょう!

20万円代のものは、初心者向けとも本格的なものとも言えない、中途半端な品質のバイオリンが多いようです。
30万円をボーダーとして、ようやく本格的なバイオリンの音を奏でる楽器に巡り合える!というのがバイオリン界の共通認識ですね。

買うなら弓も!!目安は12万~20万

本来バイオリンというのは、本体と弓は別々に売られています
バイオリン本体を買うのだったら、別に弓の予算が必要になるかもしれない、ということに注意です!

特にセットについている弓というのはオマケのようなものなので、セットから2台目を買うときはほぼ購入は必須と考えてください。

弓の目安は「12万~20万」を最初は目指しましょう。
弓の良しあしは材質で決まるといわれています。
良質な材質が使われている弓は、当然お値段が高くなります。

ただし、値段が高いからと言って、必ずいい音が出るとは限りません。
バイオリン本体との相性があるため、必ず買う楽器で試演してから、購入するようにしましょう!

弓のお値段の目安はバイオリン本体の半額くらい

それぐらいが、一番楽器との相性が良いんだそうです!



バイオリン、実際に買いに行きました!

楽器を事前に用意してもらう

楽器を本格的に買いたい!ということを先生に伝えますと、大体の予算と、どのような音の楽器がいいかを聞かれました。

私の希望は、

  • 予算50万円
  • 明るさや華やかさよりも、色気のあるしっとりした音の楽器がいい!!

このような希望を先生が顔なじみのバイオリン専門店に伝えてくれ、楽器を用意してくれました!!

その後、購入日以前に、先生が先に訪れて、数点に絞ってくれるとのこと。
やはり先生がついているととても心強い!!!

当日楽器屋につくと、6本まで絞ってくださっていました。

実際に弾き比べてみました!!が・・・・??

先生がお手本として弾き比べしてくださるのかと思いきや、じゃあ弾いてみて!という雰囲気。

それですべて手に取って、弾いてみるのですが・・・い、意外に音の違いがわからない!!!

当時はテンションが上がって冷静に慣れていなかったというのもありますが、
もっと分かりやすく「いい音」「悪い音」が分かるのかと思いきやそうでもなく、あせりました。
(普段からいいバイオリンの音を聞いておくべきだった・・・!涙)

ただ、落ち着いて試演を繰り返していくうちに「これは音がすごくはっきりしている」「これは音色が他とは違うな」といったニュアンスの違いは分かるようになってきました。

弓も弾き比べ!

弓は2本用意してもらいました。

どちらも、もち手部分(フロッグ)が鼈甲(べっこう)のもの!

現在べっこうは「ワシントン条約」により輸入が禁止されているため、べっこうの弓はだんだん希少価値が上がっています。

2本の違いは、わずかに重さが違うこと。
弾き比べてみて、数g違うだけで音の重みが全然違うなぁ、と感じました。

  1. 重めの弓:深くマイルドな音が出る!
  2. 軽い弓:明るく大きな音が出る!

最終的には好み!!

6本すべて演奏したあとで、先生や店主の一押しを教えてもらいました。

それはもともとアマオケに所属している女性が使っていたという中古品で、
25万円なのに、弾きこまれているからとてもいい音が出る!と絶賛!!
店主に話を聞くと、前の持ち主もかなり大事にされていたみたいです。

・・・ですが、「最終的には自分の好みの音が出る楽器にしなさい」ともいってくれました!

私自身もなんとなーく、他の楽器は「音がなんとなくはっきりしすぎているかな?」と思ったんですよね。

何度も弾きなおして、最終的には、より音がまろやかで深みがあるように聞こえた組み合わせ、「25万円のバイオリン&18万の弓(重めの方)」を購入したのでした。

バイオリン本体が少し安めであったため、弓のグレードを上げ、予算50万内に無事収めることができました。

ニスがガッツリついてなくて、アンティークっぽい雰囲気がいい!
あご当てのシックな色合いも素敵♪

・・・と、楽器の見た目も満足でよかったです!笑

そしておまけで、予備の弦と、店主オススメの松脂をプラスしてくれました!
赤の松脂、はじめてみた~!

家で弾いたら、より違いが明確になった

楽器を家に持って帰り、早速2台のバイオリンを出して比較してみました!

比較して分かった違い
  1. 音程が合ったときの音がとても華やか!
  2. 弓がスムーズに動かせて、移弦してもきれいな音を保てる!
  3. 音の振動が肩にまで伝わってくる!

やっぱりお高い楽器は違うなー!とテンション上がりまくりでした♪

バイオリンを買いに行くときは、自分の楽器を持っていくことをオススメします。
ちゃんとその場で「今の楽器よりも良い」ことを実感してから買いたいですよね!!

また、あご当ての形や高さなども、以前の楽器より自分の体に合っているみたいです。
無理なくちょうどよい位置に楽器を構えることができているため、肩当ても外れなくなりました!

音のよしあしだけでなく、体に負担なく演奏できる楽器かどうかも考慮して選ぶといいんだな、と思いました。

まとめ

本日は、初心者をそろそろ抜け出したいな、という方が、初めて本格的なバイオリンを買うためのコツや、適した価格帯などを、購入した時の実況を交えてお送りしました!
いかがだったでしょうか?欲しくなってきました?(笑)

プロや上手い人から見ればまだまだ安めの楽器ですが、それでも職人さんが作った本格的な楽器を買えば、やる気もグーンとアップします!!
私も、最近は平日でも練習していますよ~~!!

それに、25万という価格で手に入れることができたのもラッキーでした♡
それもこれも、先生の人望やお力のおかげ!
初心者の方は、まだ楽器の良しあしが分かりにくいと思うので、必ず先生に見てもらってくださいね・・・!

楽器の選び方については、ホームページ「ヴァイオリンがわかる!」を運営している石田朋也さんの本、「まるごとヴァイオリンの本」にもかなり詳しく書かれています。

選び方が半分くらい、あとはバイオリンの基本的な姿勢やボーイングの仕方などなども、石田さんの解釈を交えて解説していますよ!

皆さんも、バイオリンライフのステップアップ・・・・してみませんか?